ネットで製品レヴューを見てると、座椅子を置いた部屋の写真が目についた。
使い込んだ座椅子の前に低いちゃぶ台を置き、そこで仕事をしている感じだった。
座椅子は、自分が10年前に開発したもので、今でも彼方此方で売られているものだ。
その写真から、わがお客様は、ちゃぶ台の前に脚を組み背を屈めて仕事をしているのだろう。多分、背に痛みを感じては、座椅子のリクライニング機能で背を倒し背伸び休みしながらの作業と思う。
この写真を見て座椅子には、使用状況にあったテーブルが必要と思い、5台の専用テーブルを作ってみた。
1台進呈したい気持ちだったが、レビュー欄では、相手もわからず無理な事。
それで、事務所に勉強に来る小学生達が使っている。
寮で暮らす学生が、ベッドの上で勉強するケースにも役立つと思う。
勉強に来る家庭の子供には、理解しにく事のようで、なんでとパッとした顔はしなかった机。
結局、3台はやって来る子供の勉強用、2台はキッチンの収納台となった。
下にオーブン、上にジューサで、丁度良い寸法だった。
座椅子で作業をする時には、机の高さと体からの距離に、注意が必要と思う。
電脳スクリーンは、目の高さ、机は肘の高さ、前腕が200㎜程机に乗り、
手の位置にキーボードがあると、自ずと背筋が伸びた姿勢になる。
この時に、座椅子や椅子の背下部の腰を押す圧が有れば、楽に姿勢を維持できる。
座椅子と疲れない姿勢を考えて製品選びを行い、作業時にはテーブルの高さを補助具などを使って調整することをお勧めしたい。